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医学翻訳激勉日記
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身近な事から英語と医学翻訳を勉強します。 Yahoo Japan
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漢和辞典

2009/11/18 16:00
全国の図書館が2007年度に小学生に貸し出した本は、1人当たり35.9冊と過去最多だったという記事がありました。みんな結構本を読んでいるのですね。若者の「活字離れ」という話題はあちこちで読みますが、良く考えてみると、本当なのかなと疑問でした。どういう根拠によって活字離れと言っているのか、また、本を読む時間が減ることが本当に悪いのか、すこし私は懐疑的だったのです。

図書館の貸し出し数が増えたからといって、それが即読書量の増大につながるかどうかはさておき、このデータがある以上、少なくとも小学生の読書量は危惧するほど減っているわけではないようです。いやだったら無理に読む必要もありませんが、小学生はまずまず本を読んでいるというわけですね。実際、わたしが土日に図書館に行っても、結構子供が来ているなと感じていました。お年寄りと子供とどっちが多いかというと、どちらとも言えないという感じです。

普段滅多に使わないような漢字をテストに出題して、その点数が低いからと言って若者の「活字離れ」と決め付けるのは以前から何だか変だと思っていました。当用漢字でもないのに難しい漢字をわざわざ出題して、それが読めなかったから一体何が問題なのでしょうか。そうかと思えば、漢字検定の団体で何やら不正があったりして、結局は金儲けの手段に漢字を使っているのかと思うと、非常にがっかりです。使わない漢字は読めなくても構いません。無理に本を読む必要もないと思います。ただ、本を読むのは楽しいことだということを大人が教えてあげれば良いのです。たまには家族で近くの図書館に行って、帰りに公園でお弁当をみんなで食べて、キャッチボールをして、図書館に行くのが楽しみという風に子供が思えればそれで良いとおもいます。

ところで、医学翻訳では読み方の分からない漢字に出会うことが結構あります。初めて見る漢字もあります。そういえば、小中学校のころは漢和辞典というものがありましたね。読みの分からない漢字を調べるために、画数を数えてみたり、部首を調べたり。今の子供はそんな面倒なことをしてないと思いますが。
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漢方薬

2009/11/17 11:59
ツムラが2016年度に大建中湯を術後イレウス治療薬としてFDAに申請するという記事がありました。今年は確か2009年でしたよね。ということは7年も先の話です。7年先というと、何が起こるか分かりません。医薬業界も再編成が活発になっており、その会社が存続しているかどうかも分からないでしょう。ひょっとしたら他の企業とのM&Aがあるかもしれません。で、その薬の開発状況はーーと見ると、どうやらまだ第I相試験の段階のようです。ということは、まだ安全性を評価する段階が始まったばかりということですね。いくらなんでも、少し気が早すぎるのではないでしょうか。

これはきっと、先日の事業仕分けで漢方薬が保険適用外となるという話が出て、それに反発しているのだと思います。わたしはインターネットでちらっと読んだだけなので、保険適用外という言葉の意味を正しく理解しているわけではありませんが、やや冷ややかに見ています。振り返ってみると、わたしは病院に行って漢方薬を処方してもらったことがありません。あまり病院に行かないという事もあるのですが、それほど必要性を感じていないのです。なかには漢方薬が好きな患者さんもいるかもしれませんが。

第I相臨床試験では薬物動態を調べるのが普通だと思いますが、漢方薬の場合はどうするのでしょうか。何か代表的な化合物の動きを見るのでしょうか。大建中湯は山椒、乾姜、人参、膠飴の4つを配合したものなので、少なくとも有効成分は4種類あるはずですね。するとその4つの化合物の動態を見るのでしょうか。術後イレウスを予防するなら、腸管運動を調整するのが作用だと思いますが、治験では何を対照薬にするのでしょう。ある程度の効果は出ると思いますが、プラセボに対して医学的に意義のある統計的有意差を出すのはそれなりに大変でしょう。でも、医学翻訳に漢方薬が出てくることはあまりないように思います。もしかして中国語を訳している方にとっては、よくある案件なのかもしれません。
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労働時間

2009/11/16 15:16
批判の的にしやすい対象としにくい対象がありますね。たとえば「結婚できない男性」という見出しで雑誌記事を書いても、抗議の電話や投書が来ることは少ないと思いますが、同様の記事を女性に対して書くと女性の権利団体から激しい抗議が来ることを覚悟しておく必要があります。無難な書き方としては「結婚できない男性と結婚しない女性」という見出しです。これなら何の問題もありません。これを逆に書くと大変なことになると思いますが。

製薬企業というのは批判の的にされやすい対象だと思います。医師や病院に対して研究協力費と称して販促活動をするとマスコミで強く非難されますが、お金を渡す人があれば当然受け取る側が存在するのですが、どちらかというと製薬会社の方が叩きやすいような気がします。医療費高騰を抑えるためには薬価切り下げが常套手段ですが、医師の技術料が切り下げられることはないように思います。これは何故なのでしょうか。後発医薬品がある場合は新薬の値段を抑えようという動きがある一方で、医師の方は厳しい労働条件の中で診療報酬を引き上げる動きがあります。やはりこれは力関係というものでしょうか。

報酬を引き上げると産科医が増えるでしょうか?たとえば年収100万円の人が200万円になったら嬉しいですね。年収200万円の人が400万円になったら労働意欲が増すでしょう。でも年収1500万円の2000万円になっても、それほど変わらないのではないでしょうか。もし私が1500万円の年収があって500万円アップするかわりに労働時間を増やしてくれと言われても、あまり嬉しくないです。無理して500万増やすより、現状の1500万円でゆとりを持って毎日を送りたいです。金銭的報酬とモチベーションのカーブには確か飽和点があって、ある一定以上を超えるとモチベーションには繋がらないということを何かの本で読みました。もっともだと思います。人生、お金だけじゃないですよね。
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集中力

2009/11/11 17:49
ツイッターというサービスが流行しているようです。ブログより掲示板に近い交流ツールのようです。ブログもツイッターも商売をする人にとっては宣伝媒体として非常に便利だと思います。なんといっても無料です。ある商品に関心がある人に対して、無料で宣伝できますから。しかし、わたしにとっては必ずしも良いものとは言えないかもしれません。

携帯電話やノートパソコンによって、いつでもどこでも情報を得ることができるようになりましたが、いつでもどこでも集中力を妨げられてしまうことになります。結局は使う人の考え方次第だと思うのですが、現代は読書に1時間集中するのが非常に難しい時代だという気がします。すぐ電話やメールで勉強を中断されてしまいます。大人はある程度自己管理できると思いますが、中学・高校生はどんな風に暮らしているのでしょうか。

わたしの家にはテレビがありません。昔はよくテレビを見ていたのですが、医学翻訳の勉強をするようになってだんだんテレビを見なくなり、ある時「思い切って捨ててみよう」と決心したのです。ちょうど古くなってきたこともあり、それほど惜しいという気はしませんでした。それより、テレビに時間を浪費してしまう事の方が勿体無いと思います。

自分がテレビを持ってないので「地デジ対応が不十分」というニュースを見ても、不十分ならそれでいいじゃないと思うようになりました。テレビがある日突然見れなくなっても全然困りませんよ。テレビに使っていた時間を家族団らんに使えば良いのです。夫婦で話す時間を増やせばよいのです。

情報化社会は確かに便利なのですが、電話やテレビやインターネットに邪魔されず、自分の時間を大切に使うのが難しい時代だなと思います。そういうわたしもインターネットが繋がらないと慌てふためいてしまうのですが。
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薬の値段

2009/11/10 19:26
行政刷新会議に関する話題で「後発品のある先発薬の薬価見直し」という記事がありました。そこで感じたのですが、そろそろ薬価は製薬企業が自由に決めるようにして良いと思うのです。そうすると、一部の企業が不当に高い価格を設定し患者が困ると反対する方もいらっしゃるでしょう。でも、仮にある企業の薬が高価であれば、患者は安い薬を選べば良いのです。先発薬と後発医薬品の価格差が大きくなればなるほど、後発医薬品を求める患者が増え、結果的に後発医薬品が普及するでしょう。

選択肢が少ない時代に自由薬価にすると患者は困りますが、21世紀の現時点では、国が価格を決める必要はないと思います。そのうち、価格コムのようなサイトで薬の値段の比較一覧表が出てくるでしょう。一般の方が読む普通の健康雑誌でも「こんなに違う薬の値段」とか「あなたの薬代はこんなに節約できる」といった特集記事がでてくるでしょう。自分が使っている薬の名前を入力すれば「これだけ安くなる」と数字を出してくれるサイトができてもいいですね。

すべての薬で一気に自由薬価にするのは問題と懸念する人もいるでしょう。それなら、薬効分類に応じて、自由薬価の薬と国が管理する薬を分ければよいのです。たとえば高血圧の薬は自由薬価にしても問題ないと思います。また、製薬会社というのはマスコミ批判のターゲットにしやすい業種ですから、あまり高い値段をつけると、また非難轟々ということになりますし、後発医薬品会社が市場を拡大するきっかけになります。

その薬を開発した会社がその研究開発費用や他剤に対する優位性を考慮して自由に値段を決めれば良いです。高い薬があれば安い薬もある。消費者である患者は、自分の体のことは自分で勉強して、本を読んでインターネットで調べて、本当に自分に必要な薬を求めれば良いと思います。代替品が十分あれば、価格は自由設定で問題ありません。
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健康保険

2009/11/03 18:33
医学とは全然関係ない普通の雑誌にアリコの医療保険の広告ページがありました。そのページの真ん中には「先進医療にも強い」という文字がでかでかと書いてありました。それによると、先進医療にかかる技術料が1000万円まで保証されるようです。これは高度な医療技術を用いた療養のことで、健康保険が適用されないらしいのです。

保険外の治療といえば、なんだか贅沢な治療法という気がしますね。たとえば金歯を入れるとか、個室を使うとか、裕福な人だけが利用するようなものだと思っていました。ところが、アリコのホームページによると、固形癌に対する重粒子線治療が先進医療の例として紹介されており、これが300万円かかるようです。重粒子線治療というのは名前だけは知っていましたが、保険が効かないとは知りませんでした。300万円というとかなりの金額ですね。命にはかえられませんから必要であれば払うしかないですが、保険外というのはなんだか意外でした。単に外見を良くみせるためとか、快適さを求めるものではなく、癌が治るかどうか命にかかわる問題なのに、それが保険適用外とは何故なのでしょうか。

自分が癌になったとき、一般の化学療法で治るのか重粒子線治療が適応となるのか、お医者さんでも判断が難しいと思います。そういう医療機器を使う先生と懇意の医師であれば、もしかしたら紹介状を書いてくれるかもしれませんが、田舎に住んでいたら、そういう選択肢があることすら知らずに終わってしまうでしょう。なんでもかんでも高価な先進技術を使えば良いというものでもないでしょうが、保険が万能ではないことも知っておく必要があると思いました。こういう民間の保険は月額が男女で差があります。高齢になると、男性の方が2000円ぐらい高くなっています。リスクに基づいて算定しているのだと思いますが。
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手帳の話

2009/10/28 18:18
今年もあと残り少なくなってきました。そろそろ来年の手帳の話になってきます。たとえば日経ビジネスのAssocieでは手帳道場という特集を組んでいます。仕事のデキル人はこんな風に手帳を使うのかと思って少し読んだのですが、わたし自身は手帳を持っていません。来年も買うつもりはありません。

良く考えてみると、こういう手帳に愛着を持ったり毎日使っている人は「人と会う」のが仕事の人達です。会社で偉くなると、自分がコツコツ仕事をするというより、色々な人と会って調整したりプロジェクトを練ったりという事が中心になります。要はマネジメントなんですね。

ところが在宅で医学翻訳などをしているだけなら、スケジュール管理は特に必要ありません。中には仕事がどんどん舞い込んで、常に複数のジョブを同時並行で進めている人もいるでしょうが、そういう売れっ子でない限り、ひとつの案件に取り組んで、それが終われば次の仕事に取り掛かるというのが一般的でしょう。すると、机の上に小さなカレンダーがひとつあれば事足りてしまいます。

ビジネス手帳を持って、あるいは最近ではノートパソコンや、もしかするとグーグルのスケジュール管理ソフトを使ってバリバリ仕事をしている人は、いかにもエリート層という感じで、わたしは尊敬してしまいます。わたしは保険屋さんから貰った小さなカレンダーをひとつモニターの上にちょこんと置いて、それに赤い丸をつけるだけです。ちょっと淋しいです。
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